設備保全・治工具
設備の稼働記録と保全業務、そして治工具の寿命管理です。設備保全担当者の作業になります。
設備保全
左メニュー:設備・保全 → 設備保全
4つのタブで構成されています。保全計画の作成、保全手順書の作成、保全指示の取消ができるのは システム管理者・設備保全担当者 です。稼働実績の記録、突発の保全依頼、保全実績の登録は全ユーザーが行えます。
稼働監視タブ
稼働実績を記録する
- 設備を選びます。
- 状態を選びます。稼働/停止/段取り/故障 のいずれかです。
- 開始時刻と終了時刻を入力します。
- 停止・故障の場合は停止原因を入力します(必須)。
- 稼働実績を記録を押します。
停止・故障の記録で停止原因が空欄だとエラーになります。
停止・故障の記録には停止原因(stopCause)が必要です(B-40-20-02)。
現在の版ではセンサーからの自動収集には対応していません。手入力で記録します。
設備別 稼働サマリ
設備ごとに、稼働時間・停止時間・段取り時間・故障時間・故障回数と、時間稼働率が集計されます。
集計対象は終了時刻まで記録された稼働実績だけです。 終了時刻を入れずに登録した記録は稼働率に反映されません。
稼働履歴
記録した稼働実績が時系列で一覧されます。
保全計画タブ
計画を作成する
- 設備を選びます。
- 保全種別(定期/計画外)を選びます。
- 計画年度、予定日、周期(日数)を入力します。
- 備考を入力し、計画を作成を押します。
計画の状態は 計画 → 指示発行済 → 完了 と変わります。
計画から保全指示を発行する
一覧の 保全指示を発行 を押すと、その計画に基づいた保全指示が作成され、 計画の状態が「指示発行済」になります。「計画」状態の計画からのみ発行できます。
保全指示・実績タブ
保全指示を作成する
計画によらない突発の保全依頼もここから作成できます。
- 対象設備または対象治工具を選びます(どちらか一方のみ)。
- 依頼区分を選びます。突発依頼/計画 のいずれかです。
- 必要なら手順書を紐づけます。
- 予定日と依頼内容を入力し、保全指示を作成を押します。
設備と治工具の両方、またはどちらも指定しないとエラーになります。
対象設備IDまたは対象治工具IDのどちらか一方を指定してください。
保全実績を登録する
「指示」状態の保全指示カードに、実績の入力欄が表示されます。
- 開始時刻・終了時刻を入力します。
- 消費部材・交換部品を記入します。
- 結果を記入します。
- 治工具の保全の場合、寿命カウンタをリセットにチェックを入れると、累計使用回数・時間が0に戻ります。
- 保全実績を登録を押します。
登録すると保全指示が「完了」になり、履歴として残ります(いつ・誰が・何を交換したか)。 必要なら 取消 で指示を取り消せます。
保全手順書タブ
- 手順書番号と表題を入力します。
- 対象設備または対象治工具を選びます。
- 手順ステップに作業手順を記入します(改行がそのまま保持されます)。
- 実施に資格が要る手順(電気工事など)は 必要スキル・資格 を選びます。この手順書を使う保全指示では、実績を登録する人がその資格を持っていないか、期限が切れているとエラーになります。
- 手順書を登録を押します。
同じ手順書番号で登録すると、版数が1つ上がります。
一覧には v2 のように版数が表示されます。改訂履歴として残るので、
内容を見直したときは上書きではなく登録し直してください。
手順書をまとめて登録・見直しするときは、タブの CSV入出力 から取り込めます。
対象設備は資産番号、対象治工具と必要スキル・資格はコードで書きます。既存の手順書番号の行は更新になり、版数が1つ上がります。
書き方はマスタ管理のCSVと同じで、サンプルは samples/master-csv/20_maintenance-procedures.csv です。
治工具管理
左メニュー:設備・保全 → 治工具管理
治工具マスタの登録はマスタ管理、メンテナンスの指示・実績は 設備保全画面の「保全指示・実績」タブで行います。この画面では利用実績と寿命を扱います。
利用実績を記録する
- 治工具を選びます。
- 関連する作業指示を選びます(任意ですが、指定するとどの作業で使ったか追跡できます)。
- 使用回数または使用時間(h)を入力します。どちらか一方は必須です。
- 利用実績を記録を押します。
記録した値は累計に加算されます。
寿命ステータス
マスタで設定した寿命閾値に対する消化率が表示されます。
| 表示 | 条件 |
|---|---|
| (表示なし) | 消化率80%未満 |
| 交換時期接近(黄) | 消化率80%以上 |
| 要交換・廃棄(赤) | 消化率100%到達 |
| 閾値未設定 | マスタに寿命閾値が設定されていない |
「警告・要交換のみ表示」にチェックを入れると、対応が必要な治工具だけが表示されます。 日常点検の際はこのチェックを入れて確認すると効率的です。
寿命に達した治工具は、設備保全の保全指示で交換作業を記録し、 実績登録時に 寿命カウンタをリセット にチェックを入れてください。
利用実績履歴
記録日時・治工具・作業指示・使用回数・使用時間が一覧されます。寿命分析の元データになります。